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方向転換への軌跡 35
方向転換への軌跡 34 の続きです。
当時、2008年〜2009年の41歳から42歳の私。
私は自分のデザイン事務所と、WEBショップを閉鎖する事を決意した。
そして長く居た、繊維業界を去ろうと決めた。
2009年の5月には、このブログも始める事になる。
まだ、私と夫だけの、秘密のままで、行動を開始した。
試行錯誤しながらの日々。
思うだけではなく、考えているだけではなく、様々な事を試した。
何かその場を脱し羽ばたきたくて、
自分が思うように評価されない事を、その時点の環境のせいにして、
夢の世界に、違う世界に、自分が飛び込む事で、
自分の望む自分が、余裕の表情で待っている気がした。
今、2011年の10月15日。
実行した今だからわかる。
当時、2008年〜2009年の41歳から42歳の私。
自分の器以上に、充分評価されていた。
あの頃まで契約していた様々な会社が施してくれていた条件、扱い、対応。
その全てがビジネスクラスだった。ゴールド会員だった。
あの頃から行動を開始し、
2010年に飛び込んだ、誰も私を知らない場所。
私の経歴が一切プライオリティの対象にならない場所。
サービス無しのエコノミークラスにぶち込まれた
素の私。
この評価こそが、私に下される評価が、本当の私への評価。
そして、その中で、もがき、少しずつ、少しずつ、信頼をつかみ、
日々、、辛らつな中に生まれる、小さな小さな嬉しい言葉。
この信頼を積み重ねて、私はまた時間を掛けて、築いていくのだ。
その小さな小さな瞬間を、 かみ締めながら生きるのだ。
驕った自分が出そうになれば、苦しい体験をした自分が制する。
「己を知れ」
2010年からの試練の話はもう少し後だけれど、
方向転換をしてから受けた様々な仕打ちは
数年前、全ての信頼を断ち切って、違う扉を開けた私への罰。
さて、、、、
話を当時、2008年〜2009年の41歳から42歳の私に戻します。
クライアントの会社の女性からいただいた
沖縄土産を頬張りながら、
たった一人のショールーム付き事務所で
自分のペースで悠々仕事をし、華麗なる方向転換を企てていた私に
実母から電話が入る。
うろたえた母の声。
「お父さんが自転車で車にぶつかった。」
高齢の父、、、全身の筋肉が硬直した。
「お父さん怪我はしていないの、、、ただ、
ぶつかった車の男性がすごい剣幕で電話をしてきて、、、。」
また厄介な事が起こった。
つづく
FC2のランキングにも参加してます!
↓どすこ〜い!
当時、2008年〜2009年の41歳から42歳の私。
私は自分のデザイン事務所と、WEBショップを閉鎖する事を決意した。
そして長く居た、繊維業界を去ろうと決めた。
2009年の5月には、このブログも始める事になる。
まだ、私と夫だけの、秘密のままで、行動を開始した。
試行錯誤しながらの日々。
思うだけではなく、考えているだけではなく、様々な事を試した。
何かその場を脱し羽ばたきたくて、
自分が思うように評価されない事を、その時点の環境のせいにして、
夢の世界に、違う世界に、自分が飛び込む事で、
自分の望む自分が、余裕の表情で待っている気がした。
今、2011年の10月15日。
実行した今だからわかる。
当時、2008年〜2009年の41歳から42歳の私。
自分の器以上に、充分評価されていた。
あの頃まで契約していた様々な会社が施してくれていた条件、扱い、対応。
その全てがビジネスクラスだった。ゴールド会員だった。
あの頃から行動を開始し、
2010年に飛び込んだ、誰も私を知らない場所。
私の経歴が一切プライオリティの対象にならない場所。
サービス無しのエコノミークラスにぶち込まれた
素の私。
この評価こそが、私に下される評価が、本当の私への評価。
そして、その中で、もがき、少しずつ、少しずつ、信頼をつかみ、
日々、、辛らつな中に生まれる、小さな小さな嬉しい言葉。
この信頼を積み重ねて、私はまた時間を掛けて、築いていくのだ。
その小さな小さな瞬間を、 かみ締めながら生きるのだ。
驕った自分が出そうになれば、苦しい体験をした自分が制する。
「己を知れ」
2010年からの試練の話はもう少し後だけれど、
方向転換をしてから受けた様々な仕打ちは
数年前、全ての信頼を断ち切って、違う扉を開けた私への罰。
さて、、、、
話を当時、2008年〜2009年の41歳から42歳の私に戻します。
クライアントの会社の女性からいただいた
沖縄土産を頬張りながら、
たった一人のショールーム付き事務所で
自分のペースで悠々仕事をし、華麗なる方向転換を企てていた私に
実母から電話が入る。
うろたえた母の声。
「お父さんが自転車で車にぶつかった。」
高齢の父、、、全身の筋肉が硬直した。
「お父さん怪我はしていないの、、、ただ、
ぶつかった車の男性がすごい剣幕で電話をしてきて、、、。」
また厄介な事が起こった。
つづく
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↓どすこ〜い!
ひぐらし
「ああ、なんだ、おいおい、 蝉かなぁ」
ベランダを開けていた夫が言う。
けたたましい羽音に驚き、わたしは席を立つ。
夫が手に取り、ベランダの外に優しく放り飛ばす。
「おい、なんだ?」
夫の声と、またもや、けたたましい音が部屋に鳴り響く。
何度、放っても、虫は外に向かって羽ばたこうとせず、我が家に飛び帰ってくる。
夏のいつの日も、
アスファルトに息絶え落ちた虫を見るのは悲しいと
蝉の死骸を手にとり土の上に戻す夫。
「蝉も優しい人がわかるんだね。」
わたしの言葉に、まさか、その年齢とは思えない幼い顔で口角を上げる。
数回目の舞い戻りで
初めて虫が姿をあらわす。
「ひぐらし だ。」
夏の日、リュックを背負って二人で海へ向かう。
疲れた、と座り込む私の隣に並んで心配そうに一緒に腰を落とす。
私が癒される、ただ一つの場所。
この人のとなり。
ひぐらしは、バタバタと音を立てて、とうとう夫の手から飛び立った。
夏の日。
「お義父さんだったのかな?」と私。
「ああ、そうかな。」と夫。
弱さとか、不完全さとか、そんな事はどうでもいい。
だからなんだ。
この切ない瞬間に 愛情が深まる。
土に帰った虫達が、夫に「ありがとう」を言う。
ひぐらしの姿から、もとのままの姿に戻り、
浅い色の夏らしいスーツとシャッポーに身を包む、
死んだ義父が振り向き帽子を少し上げて私たちに挨拶し、
また天に帰る。
この、かけがえの無い毎日を、
誰も知らない
この、ささやかで、弱々しく、
そして逞しく生きる二人の日々を
書き記そう。
何が、何が生まれる訳ではないけど。
涙だ出るほど優しい二人の時間を。
ベランダを開けていた夫が言う。
けたたましい羽音に驚き、わたしは席を立つ。
夫が手に取り、ベランダの外に優しく放り飛ばす。
「おい、なんだ?」
夫の声と、またもや、けたたましい音が部屋に鳴り響く。
何度、放っても、虫は外に向かって羽ばたこうとせず、我が家に飛び帰ってくる。
夏のいつの日も、
アスファルトに息絶え落ちた虫を見るのは悲しいと
蝉の死骸を手にとり土の上に戻す夫。
「蝉も優しい人がわかるんだね。」
わたしの言葉に、まさか、その年齢とは思えない幼い顔で口角を上げる。
数回目の舞い戻りで
初めて虫が姿をあらわす。
「ひぐらし だ。」
夏の日、リュックを背負って二人で海へ向かう。
疲れた、と座り込む私の隣に並んで心配そうに一緒に腰を落とす。
私が癒される、ただ一つの場所。
この人のとなり。
ひぐらしは、バタバタと音を立てて、とうとう夫の手から飛び立った。
夏の日。
「お義父さんだったのかな?」と私。
「ああ、そうかな。」と夫。
弱さとか、不完全さとか、そんな事はどうでもいい。
だからなんだ。
この切ない瞬間に 愛情が深まる。
土に帰った虫達が、夫に「ありがとう」を言う。
ひぐらしの姿から、もとのままの姿に戻り、
浅い色の夏らしいスーツとシャッポーに身を包む、
死んだ義父が振り向き帽子を少し上げて私たちに挨拶し、
また天に帰る。
この、かけがえの無い毎日を、
誰も知らない
この、ささやかで、弱々しく、
そして逞しく生きる二人の日々を
書き記そう。
何が、何が生まれる訳ではないけど。
涙だ出るほど優しい二人の時間を。
旧東海道
土曜日の、とっておきの計画を話す。
平日の、忙しい朝、
さっき私が磨いた靴を履く為にうつむく
その頭に向かって。
土曜日の私のとっておきの計画を連呼する。
「行ってきます」と、扉を開ける、私に手をふる、私も手をふる。
思ったような、10年後じゃなかったね。
だけど
また、ゆっくり旧東海道を歩く。
目的の蕎麦屋に向かって、ゆっくり歩く。
そんな土曜日が毎週やってくる。
窓の外には国道と、長い距離を繋ぐ電車と
遠くには首都高と、
反対側には
こじつけモンサンミッシェル。
いちか私がごねて歩いて行ったその場所が
日を浴びて平日の朝の時のなか、
静かに雄大に存在する。
今、叶えられない辛さを思うより、
常に存在する「私のすきなこと」を
書き記そう。
きれいごとじゃない。
人生は不公平で
人は傲慢で贅沢で
与えられた幸せの瞬間以上のことを求める。
だから、生きる力が生まれる。
なにくそ、と思うことは悪いことじゃない。
「生かされている」という言葉に
全てをまとめたくない。
歩いているんだから。
「今から帰る」
日の終わりに送りあう言葉。
土曜日はもうすぐ。
社会と都会の孤独
人は、安全な場所で 人の優位に居る事を示したがる。
言葉にしたがる。
誰かが耳打ちする。 「あの人変わってんのよ。」
それならば、人と人が変わらぬ部分などどこにあるのだろう。
千差万別。どれ1つ同じ部分がないだろうに、
大きな流れの中に居て、自分の安全を確認する。
誰かが耳打ちする。 「あの人変わってんのよ。」
「私だって変わってるよ。」 そう言おうとして、言葉を飲み込む。
私も保身する人間の一人。同情は偽善かもしれない、だけど府に落ちない。
大勢の中に溶け込めない人が居る。
不器用な人が居る。
器用な人は誰だ?
そんな人は居ない。
人は誰もが努力してる。
不器用で、泣きたくて泣かなくて、自信が無くて、自信がないとは言わない。
悔しいと泣かない、見えないところで泣く、心で泣く。
全てに適応できず やせ細るあの人も、努力しなければいけない。
社会の中で生きていくには。
私は いつか、愛する人と、
自然な島と少しの都会と、青い海の場所で暮らしたい。
都会に居ると、おかしくないことに笑って、
無口なのに饒舌になって、 周りにい人が居れば居るほど孤独になる。
愛する人と家族と、わずかな信頼する友人と
静かに過ごすと 孤独を感じない
名前を読んでみる、 うん? と答える。
土日の私は孤独を感じない。
言葉にしたがる。
誰かが耳打ちする。 「あの人変わってんのよ。」
それならば、人と人が変わらぬ部分などどこにあるのだろう。
千差万別。どれ1つ同じ部分がないだろうに、
大きな流れの中に居て、自分の安全を確認する。
誰かが耳打ちする。 「あの人変わってんのよ。」
「私だって変わってるよ。」 そう言おうとして、言葉を飲み込む。
私も保身する人間の一人。同情は偽善かもしれない、だけど府に落ちない。
大勢の中に溶け込めない人が居る。
不器用な人が居る。
器用な人は誰だ?
そんな人は居ない。
人は誰もが努力してる。
不器用で、泣きたくて泣かなくて、自信が無くて、自信がないとは言わない。
悔しいと泣かない、見えないところで泣く、心で泣く。
全てに適応できず やせ細るあの人も、努力しなければいけない。
社会の中で生きていくには。
私は いつか、愛する人と、
自然な島と少しの都会と、青い海の場所で暮らしたい。
都会に居ると、おかしくないことに笑って、
無口なのに饒舌になって、 周りにい人が居れば居るほど孤独になる。
愛する人と家族と、わずかな信頼する友人と
静かに過ごすと 孤独を感じない
名前を読んでみる、 うん? と答える。
土日の私は孤独を感じない。
無題
聞こえるか聞こえないかの
「いらっしゃいませ。」
おっと、食通好みの雑誌に出た店だってね、
客にゃ媚び売らないよね。
人生、皺だらけのおやじがつまみを、
少ししてと握りを頼む。
おや、注文は平凡だったかい?
大将、つれないね。
人生、皺だらけのおやじが
くったくなく、熱く語る。
もう、外側だけ繕っても上辺の薄さはすぐ見破られる事、
よく知ってるもんね。
だから飾らず喋る、酔いも助けて。
おや、会話が格好悪かったかい?
わだ若い大将と、常連か友人のまだ三十代ほどの女性が
これみよがしに、顔をそむけて笑う。
おやじは良く食べて
よく酔い、「旨かった」と声をあげて店をでる。
私は言う。
「味はいいけど人の質は二流だね。」
おやじは言う。
「そうかい?だけど、偉いよ。
あんなに美味しいサバをこの辺で、をあの値段では食べられないよ。」
「とにかく、おまえと、この店で待ち合わせて美味しくて、とても幸せだよ。」
人生、皺だらけのおやじが言う。
この言葉を聞いたか?
これが「食」という文化がもたらすものだ。
「通」をはきちがえるな!
わかったか!若造!
なんてね。(笑)
前記事でそっと拍手してくれた方、
Yottittiさん、拍手コメントをありがとう!\^o^/
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