スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

歯磨きだけで虫歯は治る?治らない?

b5de3953306f1c0073d62534814d4675_s.jpg
画像 photo AC

数日前、急に歯が疼きだし、その後、食事をする際に噛むと痛みが出て、
食後もしばらく痛みが続いた。

しかし、歯医者さんに行く時間がないため、
徹底的に歯を磨いてみる。

通常の歯ブラシで余すところなく磨き、ポイントの歯ブラシでさらに細かく。
仕上げは歯間ブラシとマウスウォッシュ。
食後、そんな歯磨きを2日間続けたところ、
驚くことに、あれほど痛かった歯の痛みが消えた。


「歯磨きで痛みが消えることがある」と、
以前かかった歯科医院の先生もおっしゃっていた。

ただし、もちろんそれで「虫歯が治る」といったわけではない。


やはり、一度虫歯になってしまうと、治療せずに治ることはないそうだ。
そもそも虫歯は、歯垢(プラーク)が原因で歯が溶かされてしまう病気。
痛みが消えるなどの状況は、からだの防御反応が働いているだけで、
虫歯が治ったわけではないとのこと。

てらだ歯科医院さんより
http://www.terada-dc.com/menu04/


そこで、いったい自分に何が起こったのかを調査。

すると、興味深いことがわかった。


歯の痛みには以下のような種類がある

<歯そのものの痛み>
・歯の表面の内側にある「象牙質(ぞうげしつ)の痛み」
……外からの刺激で痛みが生じる。
……むし歯を除去し代わりのものを詰めることで治療。

・歯の中心にある「歯髄(しずい)の痛み」
……虫歯が歯髄に達した場合などに強い痛み。
……歯髄を鎮静させるか、除去で痛みが消える。

<歯のまわりの痛み>
・根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん:根の先の炎症)の痛み
……中度から強度の持続する痛み。問題のある歯は、軽く叩くことによって容易に判定可。
……感染の原因を除去、歯髄のはいっていた空洞を開放、清掃、歯のかみあわせを削除、切開して膿を出すなどで痛みを軽減。抗菌剤の投与が必要な場合もある。

・辺縁性歯周炎(へんえんせいししゅうえん:歯の周囲の炎症)の痛み
……中度から重度の持続的な痛み。
……歯周ポケットからの排膿があれば痛みが軽減。
……歯周ポケットからの膿みの出口が確保されなければ切開による排膿。

<歯肉の痛み>
・食片圧入(しょくへんあつにゅう)
……繊維質のものを食べた後に起きる、圧迫感のある痛み。
……歯間部の食片をとり除けばただちに痛みが消える。

・智歯周囲炎(ちししゅういえん:親知らずの歯の炎症)
……下の顎の最後方に強烈な痛み。飲み込みによって強く痛み、口が開かなくなることもある。
……急性の智歯周囲炎は通常親知らずを覆う歯肉のトラブルが原因。
……歯と歯肉の間を洗浄・消毒。発熱と悪寒や口が開かない場合には抗菌剤の投与。
……炎症がおさまったあと、親知らずを抜歯することで痛みが消える。

<歯槽粘膜(しそうねんまく)の痛み>
……外傷や熱傷、ウイルスの感染等によって潰瘍などが生じる。
……痛みは比較的軽いが、刺激的な食事(辛いもの?)で強く痛むことがある。
……潰瘍を覆う貼付物を使用もしくは軟膏を塗る。
……神経学的あるいは心身医学的対処が必要となる場合あり。

日本大学 松戸歯学部 附属病院さんより
http://www.mascat.nihon-u.ac.jp/hospital/feature/02_q01.html


これらのなかで、
自分が当てはまると思われるのが

●<歯のまわりの痛み>である
「辺縁性歯周炎(へんえんせいししゅうえん:歯の周囲の炎症)の痛み」
●<歯肉の痛み>である
「食片圧入(しょくへんあつにゅう)」

以上の2つである。
何故ならば、その後、痛みはおろか疼きもないし、歯を叩いても痛くない。

念入りな歯磨きによって、
歯周ポケットから膿が排出され、
歯間部の食片が取り除かれたと考えやすい。

つまり、歯そのものが痛かったわけではないということだ。

とはいえ、これはあくまでも自分の憶測。
歯科医院にて診てもらうことは必須だろう。


しかし、歯が痛いとき、念入りな歯磨きで
痛みが消えることもあるというのは、間違いなく事実だ。
スポンサーサイト

「ほうれん草が歯の痛みに効く」という噂の考察

e32a78222270520dd3aecfdda381c067_s.jpg
画像 photo AC

ネット上で、まことしやかに
「ほうれん草が歯の痛みに効くらしい」という噂が広がっている。

そんな書き方をするのは、
ザッと検索したところ、「ほうれん草が歯の痛みに効くらしい」という内容は多く見つかるが
その根拠や機序の記述がさっぱり見当たらないからだ。

それよりむしろ、ほうれん草の渋み成分『シュウ酸』が歯の表面を荒らして、
ステインの原因をつくるといった記述が信頼できるサイトにおいて多く見つかる。

秋津駅前歯科クリニックさんより
http://www.evidens-group.com/akitsu-dental/%E6%AD%AF%E3%81%AE%E7%9D%80%E8%89%B2.php


しかし、まったく火のないところに煙はたたない。
噂の内容が”痛みのある歯で噛むと痛みを緩和”であるということは、
食物の細胞壁を破壊することにより生まれる成分が、
歯の痛みを緩和すると示唆している。

そこで、管理人の歯がとうとう痛み出したのをきっかけに
ほうれん草の成分と「歯の痛み」との関係を探ってみた。

文部科学省の食品成分データで検索すると
茹でたほうれん草の成分は以下のとおり
http://fooddb.mext.go.jp/history.pl

そこから気になる成分をピックアップ
*******************************************
たんぱく質 2.6 g
アミノ酸組成によるたんぱく質 2.0 g
カリウム 490 mg
カルシウム 69 mg
マグネシウム 40 mg
リン 43 mg
鉄 0.9 mg
亜鉛 0.7 mg
銅 0.11 mg
マンガン 0.33 mg
ヨウ素 1 μg
セレン 3 μg
クロム 1 μg
モリブデン 4 μg

---ここからビタミン
A カロテン β 5400 μg
A   β−クリプトキサンチン 45 μg
A   β−カロテン当量  5400 μg
A   レチノール活性当量 450 μg
E トコフェロール α 2.6 mg
               β 0.2 mg
               γ 0.3 mg
K 320 μg
B1 0.05 mg
B2 0.11 mg
ナイアシン 0.3 mg
B6 0.08 mg
葉酸 110 μg
パントテン酸 0.13 mg
ビオチン 3.2 μg
C 19 mg
---ここまでビタミン

脂肪酸 飽和 (0.05) g
脂肪酸 一価不飽和 (0.02) g
脂肪酸 多価不飽和 (0.21) g
食物繊維 水溶性 0.6 g
食物繊維 不溶性 3.0 g
*******************************************

このなかで非常に多いのが
カリウム・ビタミンA(βカロテン)・ビタミンK・葉酸だ。

これらを歯の痛みの緩和で検索してみる。
すると、
◆ ビタミンA(βカロテン)ビタミンKは、歯周病との関係性が見えてきた。

・ビタミンA欠乏は、
歯肉上皮の増殖と角化促進を引き起す、または歯肉溝が深くなる。

・ビタミンK欠乏は、
歯周組織の抵抗力を低下させ、歯周病を悪化させるように作用、
また、歯肉から出血しやすくなる。

歯科・矢田クリニックさんより
http://www.yadaclinic.jp/tsushin04.html

そして、
◆ ナトリウムが体内に過剰に蓄積すると、体外への排出を促すカリウムについてだが、
こちらについては、過剰摂取するとむしろ知覚過敏を引き起こすとの記述が信頼できるサイトにある。

高見台クリニックさんより
http://takamidai-clinic.com/?p=19197

しかし、知覚過敏用の歯磨き粉には、「硫酸カリウム」が含まれ、
歯の神経の感覚を鈍くして、知覚過敏の痛みを抑えるそうなのだが、

ファーストデンタルクリニックさんより
http://www.first-dc.com/mm/mm84.htm

同じカリウムという名を持つものでも、
かたや「知覚過敏を引き起こす」
かたや「知覚過敏の痛みを抑える」で、
それらをつなげる記載は見つからない。

よって今回の考察からは除外。

◆ 残りの葉酸について、

四条室町歯科インプラントセンターさんによると、
http://www.muromati-implant.com/blog/archives/142

葉酸には、
・歯周病の炎症を抑える
・歯ぐきからの出血を少なくする
・歯垢を減らす
といった効果が確認されているそうだ。

また、歯垢から放出される毒素をつかまえて無害化してくれるため、
歯ぐきの健康を回復させることに役立つとのこと。


今回の考察では、
ほうれん草は歯の痛みに効く、というよりは、

「ほうれん草の『ビタミンA・ビタミンK・葉酸』が歯周病にいい」

ということがわかった。

ただし、いずれも過剰摂取は別のトラブルを引き起こす。
気にかけて、バランスよく摂取する。これに限る。
sidetitleプロフィールsidetitle

ライター中山陽子

Author:ライター中山陽子
医学情報等にもとづいた健康・ヘルスケアについての考察です。

管理人のWEBサイト
http://yokonakayama.jp

sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleQRコードsidetitle
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。